MEO対策の費用はどう決まる? 料金の型と、契約前に確かめること

MEO対策(Googleマップ対策)を業者に頼むとき、費用がどう決まるのか、見積もりのどこを見ればよいのかをまとめます。地域でサービス業を営む方、出張・訪問型の事業者さま向けです。

目次

この記事の要点

  • Googleビジネスプロフィールは無料で登録できます。費用がかかるのは、設定や運用の「作業」を人に頼む部分です。
  • 料金の型は、主に「初期費用+月額」「成果報酬」「初期設定だけ」の3つ。金額だけでなく、何の作業が含まれるかで比べます。
  • 契約前に、解約の条件・プロフィールのオーナー権限・クチコミの集め方を必ず確かめます。

見積もりの見方が分からない方へ

いまのGoogleビジネスプロフィールを無料で確認し、先に整えたい点をお伝えします。他社の見積もりの見方のご相談も受け付けています。

電話の受付は平日10:00〜18:00です(土日祝休み)。受付時間外は、LINEかフォームでお送りください。

1. まず知っておきたいこと:プロフィールそのものは無料

Googleビジネスプロフィールは、事業者が自分で無料で追加・申請できます。つまり、MEO対策の費用は「Googleに払うお金」ではなく、設定・投稿・クチコミ対応・分析などの作業を、誰がやるかの費用です。

もう一つ大事なのは、Googleが、ランキングを上げるための依頼や金銭の受け取りには応じていないと明言していることです。地図の検索結果は、主に「関連性」「距離」「知名度」で決まります。このうち「距離」は検索する人の場所で決まるため、作業では変えられません。業者に払う費用は、「関連性」と「知名度」を高めるための作業代と考えます。

なお、地図上に「スポンサー」と表示される広告枠は、通常の検索結果とは別の仕組みです。

出典:Google ビジネス プロフィール ヘルプ「Google ビジネス プロフィールを追加またはオーナー確認する」、同「Google のローカル検索結果のランキングを改善するヒント」

2. 料金の型は主に3つ

型お金を払う対象向いている場合確かめること
初期費用+月額初期設定と、毎月の投稿・クチコミ返信・レポートなどの運用自社で毎月の更新を続ける時間がない月額に含まれる作業の一覧と回数
成果報酬決めたキーワードで、決めた順位以内に入った日数・月数成果が出なければ払いたくない「成果」の定義(キーワード・測る場所・端末・測り方)と上限額
初期設定だけ(スポット)最初の設定と改善提案運用は自社でやれる設定後に自社で続ける手順をもらえるか

成果報酬で特に確かめること

  • どのキーワードか:「地域名+業種」のように、問い合わせにつながる語か。検索する人がほとんどいない語で「達成」になっていないか
  • どこで測るか:地図の順位は「距離」の影響を受けるため、事務所の近くで測った順位と、お客様のいる地域での順位は違うことがあります
  • 順位以外の成果を見ているか:本当にほしいのは電話・ルート検索・サイトへのアクセスなどの「行動」です。順位だけでなく、問い合わせの数とあわせて見ます

3. 「相場はいくら?」の考え方

MEO対策の費用について、公的な統計はありません。各社の記事に載っている相場の金額は、それぞれの業者が調べたもので、幅も大きくばらついています。

金額を比べる前に、次の表で含まれる作業をそろえてから比べると、高い・安いを正しく判断できます。

4. 見積もりの内訳チェック表

同じ「月額○円」でも、中身が違えば比べられません。見積もりを並べるときは、次の項目が含まれるか・別料金かをそろえて確認します。

作業内容確認
初期診断今のプロフィール・競合・検索語の確認含む/別
基本情報の整備ビジネス名・カテゴリ・営業時間・サービス・説明文含む/別
サービス提供地域(出張・訪問型)市区町村などで最大20か所。半径では指定できません含む/別
写真撮影するのか、支給写真の登録だけか含む/別
投稿月に何本か、文面は誰が書くか含む/別
クチコミお願いの文面・流れづくり、返信の代行含む/別
表記の統一サイト・SNS・ポータルの会社名・住所・電話をそろえる含む/別
サイト側の修正プロフィールのリンク先ページの改善含む/別
レポート何を、どの頻度で報告するか含む/別

出典:同「非店舗型ビジネスとハイブリッド型ビジネスのサービス提供地域を管理する」

5. 契約前に必ず確かめること

(1) 解約の条件

最低契約期間、自動更新の有無、解約の連絡期限、違約金の有無を、契約書で確認します。

(2) プロフィールのオーナー権限

プロフィールの権限には「オーナー」と「管理者」があり、管理者はユーザーの追加・削除やプロフィールの削除ができません。メインのオーナーは1人だけです。

自社がオーナーのまま、業者を管理者として追加する形にしておくと、契約を終えたあとも自社でプロフィールを使い続けられます。業者がメインのオーナーになっている場合は、終了時の譲渡の手順を事前に決めておきます。

出典:同「ビジネス プロフィールのオーナーと管理者を管理する」

(3) クチコミの集め方

  • Googleは、割引・金銭・無料の商品などと引き換えのクチコミや、肯定的なクチコミだけを選んで募ること(高評価をくれそうな人だけに頼むなど)を禁止しています。
  • 事業者が依頼・指示して書かせた投稿など、実際は事業者の広告なのに広告と分からないものは、2023年10月1日から景品表示法違反(ステルスマーケティング)となります。規制の対象は広告主である事業者です。
  • 「クチコミを増やします」という提案は、誰に・どうお願いするのかまで確認します。

出典:Google マップ「禁止または制限されているコンテンツ」、消費者庁「ステルスマーケティングに関する景品表示法の規制」

(4) 名前を変えて順位を上げる提案に注意

実際の名前にない所在地の説明・サービス名・宣伝文句などを、ビジネス名に足すことはできません。足すとプロフィールが停止される場合があります。

出典:同「Google に掲載するビジネス情報のガイドライン」

6. 自分でやる場合と、頼む場合

自分でやる場合、費用はかかりませんが、時間がかかります。次の作業を毎月続けられるかで考えます。

  • 営業時間・休業日の更新、写真の追加、投稿
  • クチコミへの返信(よいものにも、厳しいものにも)
  • サイト・SNSの表記をプロフィールとそろえる

頼む価値が大きいのは、①最初の設定(カテゴリ・サービス提供地域・説明文)を間違えたくないとき、②本業が忙しく、毎月の更新が止まりがちなとき、③クチコミの依頼と返信をルールどおりに回す仕組みを作りたいとき、です。使い方の基本はGoogleビジネスプロフィール活用法で紹介しています。

7. KIZNAの場合

KIZNAのMEO対策の料金プランと契約条件は、MEO対策のページに載せています。店舗がない出張・訪問型の場合の設定も、同じページのよくある質問で紹介しています。

当社も2026年10月に自社のGoogleビジネスプロフィールを開設し、カテゴリの選択、営業時間・電話・サイトの登録と表記の統一、実写の写真の登録を行い、投稿も始めています。クチコミは、特典と引き換えにせず、内容を指定しない形でお願いしています。

業種ごとの集客の進め方は、業種別の集客ガイドにまとめています。

MEO対策の無料診断・ご相談

KIZNA(仙台)は、出張・訪問型サービスのホームページ制作と、Googleマップを含む集客を支援しています。

電話の受付は平日10:00〜18:00です(土日祝休み)。受付時間外は、LINEかフォームでお送りください。

お電話の前に、分かる範囲でご用意ください

  • Googleビジネスプロフィールの名前(まだない場合は「なし」で大丈夫です)
  • 業種と、対応している地域(市区町村)
  • 他社の見積もりがあれば、その内容
  • 連絡のつきやすい日時

よくある質問

MEO対策は無料でもできますか?

できます。プロフィールの登録は無料で、情報の整備・写真・投稿・クチコミ返信は自分で行えます。費用がかかるのは、それらを業者に頼む場合です。

「上位表示を保証」という業者は信用できますか?

Googleは、ランキングを上げるための依頼や金銭の受け取りには応じていないとしています。保証の内容(どのキーワード・どこで測るか・達成しなかった場合の扱い)を、契約書で確認してください。

解約したら、プロフィールはどうなりますか?

誰がオーナーかで変わります。自社がオーナーで業者が管理者なら、業者を削除すれば自社で使い続けられます。契約前に確認しておきましょう。

成果報酬と月額、どちらが得ですか?

一概には言えません。成果報酬は「成果」の決め方で支払額が大きく変わります。キーワード・測る場所・上限額を確かめ、月額の見積もりと作業の中身で比べてください。

出典

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この記事を書いた人

杉山崇のアバター 杉山崇 代表取締役

KIZNA株式会社 代表取締役。訪問型サービスのホームページ制作、LP制作、広告コンサル、AI活用の伴走支援を行っています。

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